リサイクル乾電池

RE機構・開発商品

RE機構の開発商品は、全て障がいのある方々の作業により製作されています。

コルクはんこ パズルDEにっぽん おぉッ!手ぬぐい リサイクル乾電池

3REと障がい者雇用の『リサイクル乾電池』

90年代中頃から始めた乾電池のリユース事業。
当時人気の使い切りカメラ(レンズ付きフィルム)内蔵の乾電池は、ほとんど消費されないまま産業廃棄物として処分されていたことを知ったのがきっかけでした。
これらの乾電池の残用量をチェックし、1本1本、キズやサビ・液漏れ等の有無をチェック・選別し、リパックする作業を障がいのある方々の作業所にお願いしたのが、この事業の始まりでした。
コンパクトで廉価なデジカメや高機能のカメラ付き携帯電話の普及にともない、その数は年々減少してきましたが、実はまだまだ「もったいない」乾電池が他にもありました…
現在は、主にノベルティなどにご活用いただいています。
2本・4本パックなど対応できます。どうぞお問い合せください。

リサイクル乾電池

リサイクル乾電池 作業風景

リサイクル乾電池は、銘柄によっては新品乾電池以上のパワーがあります。

リサイクル乾電池の性能

『リサイクル乾電池』の性能をテストするため、乾電池の容量試験のデータをとりました。(350mA連続放電、気温25℃)
結果は、左のグラフのとおりです。

*左のグラフは、RE機構試験結果です。
アルカリ乾電池の電池電池用量は、電池の銘柄、使用条件によって変化します。
個別の電池性能を保証するものではありません。

地球環境のため! 乾電池は、使い切ってから処分しましょう!

乾電池の水中放置実験

*乾電池の水中放置実験
A:新品の乾電池
B:リサイクル乾電池
C:使い切った乾電池

写真は、乾電池を埋設廃棄した場合、雨や地下水で影響を受けることを想定しての水中放置実験(24時間)結果です。
残量がわずかでも残っている乾電池は、水中で短絡現象(ショート)を起こし、内部の電解液が徐々に出てきます。電解液は、強アルカリ性(ph10以上)で、動植物に大変有害です。また、この時、水素を大量に発生しますので、発火・爆発の危険性もあります。
乾電池は、使い切って処分しないと深刻な環境破壊を引き起こします。

知って得する豆知識

ゲーム機などで使用して動かなくなった乾電池でも、各種リモコンや時計等には、まだまだ十分使用できます。
乾電池は、最後まで使い切ってから各自治体のルールに従って処分してください。

1本の乾電池を作るのに、約12ワットの電力を必要とします。
使い切らずに100万本の乾電池を捨てたとしたら、1つの原子力発電所が作る1時間分の電力を捨てたのと同じことになります。
限り有る資源を大切に!「もったいない」は地球を救います!